ニキビ跡を皮膚科で治療

ニキビ跡は皮膚科で治療を受けることができます。

 

多くの皮膚科で行われている治療法に、ケミカルピーリングがあります。

 

化学薬品を使って皮膚の表面を削って滑らかにしてゆくことで、ニキビ跡を消してゆくという治療方法です。

 

皮膚の表面を削るといっても、決して痛みを伴うような施術を行うわけではありません。

 

皮膚の表面には角質層という部分があります。そこにニキビ跡があります。

 

この角質層は既に古くなった細胞の層です。

この部分を削ることによって、お肌の新陳代謝が促進されます。

そして新しいお肌の細胞が再生します。

 

また、皮膚科では外用薬や内服薬を使ってニキビ跡の治療を行うこともできます。

 

外用薬で代表的なものに抗生物質があります。

 

ジェルタイプの抗生物質をニキビ跡に直接つけることによって治療を行います。

 

特に効果が高いといわれているものに、ダラシンがあります。

ニキビ跡の治療に限らず、さまざまな用途に使うことができる抗生物質です。

 

また、ニキビ跡にビタミンC誘導体が配合されているローションが使われることがあります。

 

ビタミンCには、色素沈着を改善させる効果があり、ニキビができた後の顔の赤みを抑えることができます。

 

あなたのお肌の状態に合わせた治療を

 

 

皮膚科でのニキビ跡の治療方法は実にさまざまです。

ニキビ跡と一口に言ってもいろいろな状態が考えられます。

それぞれの状態に合わせた治療が行われます。

 

まず最初に診察を受け、どのような状態になっているニキビ跡なのか医師が判断します。

そして一番効果的な治療方法を提案してもらうという流れです。

 

例えば、ニキビの炎症が治まると肌が赤や茶褐色になります。

これは色素沈着によって起こる現象です。

先に挙げたビタミンCによる治療や、イオン導入、ケミカルピーリングなどの治療方法があります。