紫外線によるシミを防ぐ

紫外線を浴びることでシミができやすくなります。

紫外線は、肌の奥でメラニンと呼ばれる色素を作ります。

この色素がある部分の肌の表面が暗い色になってしまうのです。

 

また、あまりに大量の紫外線を一度に浴びることによって、肌が炎症を起こして腫れてしまいます。

ですから、シミなどの肌トラブルを防ぐためには、紫外線を浴びないようにすることが大切です。

 

紫外線が一番強い季節は3月から夏にかけてです。

しかし、天気が悪くても冬でも、いつでも紫外線は地上に降りてきています。

 

天気が雨でも、晴れのときの3割の量以上の紫外線が当たるといわれています。

曇っていても、その雲が薄ければ大半は雲を通過して地上に降りてきます。

ですから、外出するときにはどんな時でもなるべく紫外線に当たらないような工夫が必要です。

 

日常生活で積極的に紫外線カットを

 

外出する際には、日焼け止めクリームを使用します。

ただし、あまりに過剰につけてしまったり、あるいは強力な日焼け止め効果のあるものを使うことで肌荒れを起こすことがあるので注意が必要です。

敏感肌の方は、できる限りノンケミカルの日焼け止めを使用すると良いでしょう。

 

日焼け止めには、肌の表面で紫外線を遮断する役割を持っており、製品にはどれだけの紫外線をカットできるかということが、数字で表示されています。

これはSPFというもので表されていますが、日常生活ではSPF20~SPF30程度で充分と言われています。

 

また、ビタミンCなどの栄養を摂取することでシミを防ぐことができます。

ビタミンCは、肌の老化の原因となる活性酸素やメラニンを抑える働きがあります。

ビタミンCは緑黄色野菜や果物に多く含まれています。

野菜を中心に、栄養バランスのよい食事にしてゆくようにしましょう。