市販のシミ消しクリーム、上手な選び方は?

いつまでもポツっと残っているしみ、とても気になるものですよね。

 

そんなシミのケアには市販の美白ケアクリームがおすすめ。

 

通販やドラッグストアなどで購入できるシミ用クリームの上手な選び方をご紹介します。

目次

シミ消しクリームおすすめのポイント

 

シミのケアに市販の美白ケアを活用する方が増えています。

 

市販のシミ用クリームは 美白成分やシミへのアプローチなどメーカーによって差があり、効果の実感の仕方も違ってきます。

 

選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

 

シミ消しクリームの成分で選ぶ

 

市販の美白クリームに配合されている成分には様々なものがあります。

 

美白の有効成分が配合されているクリームもあれば、メーカーが独自に開発・発見した成分が配合されているものもあります。

アルブチンやハイドロキノンといった有効成分は 皮膚科のシミ治療で処方される塗り薬に配合されている成分でもあり、人気が高くなっています。

 

どういった成分が一番良いのか、となると お肌との相性なども関係してきます。

 

有効成分の特性をよく理解した上で トライアルなどで少量試してから使うことをおすすめします。

シミ用クリームに配合されている代表的な有効成分についてご紹介しましょう。

美白成分ハイドロキノンとは?

 

ハイドロキノンは「お肌の漂白剤」と呼ばれるほど パワフルな作用で知られる成分です。

 

日本では市販のシミ用クリームへの配合が認可されてから 比較的日が浅いのですが、アメリカなどでは長く活用されてきた歴史のある成分でもあります。

 

このハイドロキノン、美白効果が期待しやすいことで人気ですが、強い効果のため刺激になりやすい成分としても知られています。

 

最近では お肌に刺激になりにくいように工夫して処方されているシミケアクリームが増えています。

 

気になる方は こういった点をよく注意して選ぶようにしてみましょう。

 

また、ハイドロキノンは お肌の奥のメラニン色素まで届くことで力を発揮します。

 

浸透しやすく処方されているかも 選ぶポイントになります。

 

美白成分アルブチンとは?

アルブチンは ハイドロキノンとブトウ糖をもとにつくられた美白成分。

 

アルブチンには メラニンが活性化する原因となる酵素チロシナーゼを抑える働きがあります。

 

ですので 美白効果、特に新たなシミの抑制効果が期待できる成分なのです。

 

このアルブチンにはαとβの2種類あり、αアルブチンのほうが より美白効果があると言われています。

 

アルブチンはハイドロキノンからできているのに ハイドロキノンのように刺激になりにくい成分。

日本では ハイドロキノンよりも早くから認可されており、より安心して使える成分として定評があります。

 

アルブチンは ビタミンC誘導体などと同時に使うことで シミがさらにできにくくなるなどの効果が期待できます。

 

できてしまったシミのケアだけでなく予防などの目的で 長期的に使用するケアにも向いています。

 

両方が配合されている化粧品を選ぶことをおすすめします。

シミ消しクリームのテクスチャで選ぶ

 

シミケア用の美白クリームは テクスチャもゆるめのものから固めのものまで さまざまです。

 

ゆるめのテクスチャのものは お肌全体に使うことで 広い範囲のシミだけでなく くすみのケアにも使えます。

 

固めのテクスチャのものは、気になるシミにピンポイントで使ったり、重ね付けしやすくなっています。

 

シミの状態や お好みによって使い分けたりようにしましょう。

 

シミのケアだけでなく予防も兼ねて長期間使う場合には ゆるめのテクスチャのものを使うほうがおすすめです。

 

シミ消しクリームをお肌の状態などで選ぶ

 

シミケア用の美白クリームは 一部の有効成分が刺激になりやすいということもあり、お肌が敏感な方は敬遠することもあるでしょう。

 

メーカーによっては 刺激になりにくい成分を配合し、敏感肌の方でも使いやすくなっているシミ用クリームも発売されています。

 

独自の成分配合で刺激になりにくく妊婦さんでも安心して使えるものがあり、人気となっています。

 

もし 以前シミケアクリームで赤みやかゆみなどが出てしまったという方は、こういったタイプの美白クリームを試してみることをおすすめします。

 

また、ニキビ跡が茶色くなりシミのように残ってしまった箇所のケアにもシミ用クリームが使えます。

 

ですが、ニキビ跡にまだ赤みや痛みが残っているというような場合は使わないようにしましょう。