
顔のむくみの原因は水分です。
水分が皮膚の下の組織に溜まることによって、顔がむくんでしまうのです。
顔がむくむのは、夜寝ている間です。
水は高いところから低いところに流れる性質があります。
立っている間は水は体の下の方に下がっていくのですが、寝ている間には体が水平になっていますので顔にも水が溜まりやすくなるのです。
ですから、朝起きたときに顔がむくんでいる、ということがよくあります。

朝起きたときに顔がよくむくむのは、前日にアルコールを飲んでから寝た場合です。
アルコールを摂取すると、血液の中にアルコールが入り込むために血管が広がります。
それによってリンパや静脈が水分を処理することができなくなるため、水分が溜まってむくみやすくなるのです。
むくみの原因は病気の場合も
顔のむくみの原因として心配なのが、腎臓の疾患です。
ただし、顔がむくんだら腎臓が悪い、と決まるわけではありません。
ただ、むくみの原因として腎臓病が多いとされていますので、あまりにむくみがひどい場合には一度検査をしてみると良いでしょう。
腎臓病でむくみが出るのは、尿が出ないにも関わらず 食べ物や飲み物から体が水分を吸収するからです。
当然、水分は体内に溜まってしまいます。

顔のむくみの原因として、塩分の過剰な摂取も考えられます。
私たちが食物を摂取すると塩分は腎臓で尿になる前にろ過されます。
しかし、あまりにも大量に塩分を摂取することによって このろ過がスムーズになされなくなります。
ろ過ができていないということは尿も出ない状況になりますので、水分が体や顔に溜まってむくんでしまうのです。
また、汗をかかない体質になると顔がむくみやすくなります。
夏の暑い日に冷房が効いたところに長くいることによって、汗が出にくくなります。これも顔のむくみの原因となります。