枝毛や切れ毛は、髪の毛の内外からダメージを受けることによってできます。
外部からの刺激というのは、乾燥した空気や紫外線が考えられます。
内部からのダメージというのは、髪の中にある繊維質に異常が発生することです。
枝毛や切れ毛は乾燥することによってできやすくなります。
髪の表面はキューティクルという物質で覆われています。
これがドライヤーやパーマ、カラーリング、洗浄力の強いシャンプーの使用によってはがれることで、髪からどんどん水分が奪われてしまいます。
そして、髪の毛のハリやコシが奪われ、やがて枝毛や切れ毛となるのです。
枝毛や切れ毛は間違えたヘアケアできてしまうことがあります。
無理やりブラッシングをかけたり、熱過ぎるドライヤーの熱を当ててしまうなどが原因になりがちです。
このようにダメージを受けた髪をそのまま放置し、ゴムでしばったり無理なブラッシングを続けることによって切れ毛となります。
髪がとてももろくなっていますので、ちょっとした刺激で髪が切れるようになるのです。
切れ毛はこう予防!
ドライヤーをかけるときには、あまり時間をかけないようにして、同じ箇所に熱を当てすぎないようにします。
髪の毛の細胞というのは、痛むと元のように修復することが難しいのです。
枝毛や切れ毛ができてしまったら、もうそれは傷んだ部分の髪を切るしかないのです。
髪が傷んだ状態を放置することで枝毛や切れ毛ができるわけですから、毎日のシャンプーやコンディショナーでのお手入れを継続的にしっかりと行います。
また、特に傷みやすいのは毛先ですから、毛先の部分にトリートメント効果のあるクリームを塗るというのも良いですね。
枝毛を切った跡も枝毛になりやすいので、切ったら毛先のトリートメントをしっかり行います。